年明けからいろんなところに取材に行ったのですが、
1月末にかなりひどい風邪をひき、そこから3週間以上ほぼ寝込んで過ごしてしまい。その後は新型コロナウィルスの感染拡大で世の中が激変して、私自身もかなり慌ただしく過ごしていました。
一斉休校要請のニュースを知ったのは出張帰りの新幹線の中でした。あっという間に翌週から小学校の休校が決まり、急展開。学童保育は開所するものの、できる限り自宅で過ごしてほしいと通達があったため、子どもを家で見守りながら、仕事する日々になりました。
時間割をたて、勉強をみながらの仕事。当然ながら全然すすまない。普段1日で書けるような原稿が4~5日かかっても終わらないカオスです。
3月下旬からは夫もテレワークになりました。
オンライン会議やら電話やらでせわしなくやりとりしている夫と、「この問題がわからない」とか「飽きた」とか何かにつけ側にやってくる息子と、無言で原稿書き続ける私とが、家族3人家籠りです。
でも、その後の情勢をみるにつけ、自分がフリーランスで元々自宅で仕事をしていたこと、夫がたまたまテレワークできる業種だったことが今回は幸いだったんだと痛感します。医療関係の方や休業要請の影響を直接受ける仕事をしていた方はどんなにか今大変なことか。
私は元々テレワークのような働き方で、取材と打ち合わせのとき以外は自宅で仕事です。(しかももう16~17年位?テレワーク状態)そのため、私自身の時間割はほぼ変わらず。取材のない日は仕事の前後の散歩と必要なものの買い出し以外は外に出ない生活なので、外出自粛になっても、ほぼ生活が変わっていません。
取材はというと、私は旅関係の取材が多いので新幹線や飛行機で遠方に行くことがほとんどなのですが、3月まではいつもどおりに敢行されていました。
ただ4月に入り緊急事態宣言を受けて取材先も続々休業になっているので、4月からはメールや電話での取材へ切り替わるものが増えそうです。
すでに休校から1ヶ月10日ほどたっていますが、まだここから1ヶ月は家籠り確定。政治のあれこれを見るにつけ、ここから1ヶ月での収束は難しいと思うので、当分はこの生活が続くのでしょう。コロナ後の世界を考えつつ、感染予防に努めて健康にいなければ。
ひとまず、1月~3月に訪れた場所をほとんどアップできずにいたので
写真だけでもまとめて貼っておきます。
国立博物館の高御座公開。大嘗祭関連の展示を見ながら、夕刻までねばって行列ほぼなしで観られました。

犬吠埼灯台。結構波が荒い。

静岡の由比へ桜えび取材に。地元の方に教えてもらった知る人ぞ知る富士見の絶景スポット。山道分け入る秘密の場所。

由比漁港。そろそろ桜えびシーズンですね。

2月、滋賀・長浜で鯖そうめんの取材。上は翼果桜の鯖そうめん。
この頃からだんだん新幹線に乗るのに不安を感じ始める。
長浜の街はとても情緒がある。北国街道の町なみも、門前も味わい深い。
長浜タワーなるレトロビル発見。

石川・加賀温泉を訪れたのは3月中旬。そろそろ観光施設の休館も目立ち始めました。
上は古総湯(昔の公衆浴場を再現したもの)
古総湯内部は、タイル張りの雰囲気がとてもいい(撮影許可いただいて撮影しました)
たくさんの古民家を移築した「加賀伝統工芸村 ゆのくにの森」。いろんな伝統工芸体験ができます。

古民家が立ち並ぶ風景を歩くだけでも楽しい。

アンブレラスカイをはじめて見ました。ポルトガル発祥の雨の日を楽しく過ごす知恵らしい。

3月下旬は静岡の袋井宿へ。東海道のどまん中です。
本当だったらどこも春休み~ゴールデンウィ―クにかけてたくさんの観光客でにぎわっていただろう観光地です。
イベント等も軒並み中止になっているので影響も甚大のようです。
早く新型コロナウィルスの影響がおさまり、皆が安心して旅を楽しめる日が戻ってくるよう祈るばかりです。