栃木は異界の宝庫だった
2019年 06月 08日
今年二回目の栃木取材に行ってきました。
一度目は下野市。天平の丘公園というところへ。
この辺りは遺跡の多い土地なのでしょうか。公園内にも遺跡が。
待ち時間に「天平の花まつり」に足を運んでみると、
「仏の世界ですか?」みたいな売店がありました。祭壇か?もはや俗世を忘れそう。
二度目は宇都宮・大谷資料館へ。
大谷エリアは江戸時代から大谷石の採石で栄えた土地。
地下には広大な採石場跡が広がっているそうですが、
その一部を公開した資料館です。
入口の周辺にもドーンと大谷石の断崖が。途中に石を切り出した?跡があるのも面白い。
見物なのは採石場跡のフォトジェニックな空間です。
数々の映画・PVのロケ地になっているというのも納得の、
たまらず何か撮りたくなるような空間が待っています。
館内にはどんな作品がここで撮影されたか、パネルで展示されるコーナーもあります。
邦画好きな私は、え、あの映画もここで!?と随所でエキサイトしてしまい、

ここはEnyaさんが撮影した場所らしい。
つい仕事中であることを忘れてしまいそうに・・・。反省。
祭祀跡?と思ってしまいますが、色々な撮影用のセットが撮影終了後にこうやって各所に残され、
さらに異界感を高めているようです。

ここはEnyaさんが撮影した場所らしい。
初期LUNA SEAのPVもここで撮られたというのも納得。
さらに、館長さんから「魍魎の匣の異なる2つのシーンが実は両方ここで撮影された」とか
「新居昭乃さんがコンサートやったこともある」など教えてもらい驚愕。
ふえええ、見たかった。
この空間で新居さんの透き通った唄、聞いてみたいなぁ。
館内は通年10℃前後と涼しいので、夏場のおでかけにいいです。
むしろ寒い位なので、上着を持っていくことをおすすめします。
夏場は壁や足元が露にぬれ、よりしっとりした雰囲気になるそうです。
館内はほとんど写真撮影可なので、写真を撮りに行くのも楽しいと思います。
若山農場の竹林については次回に。
by lyrica-sha
| 2019-06-08 13:30
| 取材日誌