夏休み映画日記

お盆にあわせて今日まで夏休みをとっています。
フリーランスっていつでも休めるように思われがちですが実はそうではありません。
仕事関係の連絡があったらすぐに対応しなければならないため
お仕事させてもらっている会社の休みが重なる期間が休みどき。
結局のところ、お盆とか正月休みとか、世間がお休みのときに休むのが一番ゆっくりできるんですよね。
ここでしっかり休んでおかないと。

さて、私は映画(とくに邦画)が大好きなので、長い休みは大体映画を見て過ごします。
今回も恒例の夏休みひとり邦画祭り。今年も10本ほど見ました。

今回見たのは

「ユリゴコロ」
「彼女がその名を知らない鳥たち」
「火花」
「羊の木」
「散歩する侵略者」
「ナラタージュ」
「ラストレシピ」
「追憶」
「ヒミズ」
「嘘を愛する女」

そのなかでも「彼女がその名を知らない鳥たち」は大当たり。
途中までは登場人物男女に不快感しか感じないのに
ラストで女性の過去にも、男性の思いもよらない愛の形にも心震えるあまり眠れなくなる。
こういう残像残してくれる映画好きだなぁ。
沼田まほかるさんの原作も読みたくなりました。

個人的には今年上半期の暫定一位は寺山の映画化「あゝ荒野」。
昨年一番面白かったのは前川知大氏の戯曲の映画化「太陽」(ソクーロフに非ず)、次は「そこのみにて光輝く」。
こういう感じの映画が好きな私ですが、今年はあと何本面白い映画に出会えるかな。

ほかには博物館行ったり
かき氷を食べたり
カメラさんぽして
彩度高めのふんわり写真練習したり。
のんびり過ごしました。

さて明日からは仕事に戻ります。
秋冬も取材執筆がんばろう。




c0303307_12152695.jpg


[PR]
# by lyrica-sha | 2018-08-19 16:02 | 日記

旅ライターとアレルギー児の京都旅

コラムなどで何度か書いたことがあるのですが、我が子には重めの食物アレルギーがあります。
卵・牛乳乳製品・ナッツ類・そばがNG。
ずっとアレルギー専門の病院にかかっていて、
経口負荷試験をしたうえで自宅でアレルゲンを少量から食べる治療をしていますが、
小学2年生になった今でも卵は一切摂取できず、乳製品はやっと1cc~2cc。
そば・ナッツはごくごく少量から解除中という状況です。
これだけアレルギーがあると外食できる店は限られます。旅行はさらにハードルが高い冒険です。

旅ライターの仕事をしている私は当然旅が大好きですし、仕事では毎月あちこちに行きます。
が、ここ8年間ほどはアレルギー問題があったため、仕事以外ではほとんど旅に出ずにきていて、
出かけるとしても、食材を持ち運べる日帰りにしていました。

でも、負荷試験のおかげでコンタミ(調理中や製造ラインからのアレルゲン混入)を恐れなくてよくなったことだし、
そろそろアレっ子連れの一泊旅行にチャレンジしてみようと、一念発起。
歴史好きの息子の夢を叶えるべく、京都旅行に出かけることにしました。

さて、アレルギー児連れのお出かけは事前の情報収集が肝心です。
まず最初にやるべきことは「アレルギー対応をしてくれる宿を探す」。
幸い京都は修学旅行生が多いのでアレルギー対応に慣れた宿も多く
おこしやす事業」としてアレルギー対応が可能な宿も公開されています。
このうちの一軒に問い合わせ、除去食・代替食での対応をしていただけることになったので、まずはめでたく宿泊先決定。

次に観光ルートを決め、外食できる店の候補をピックアップ。
息子のアレルゲンから考えると、洋食系(卵・乳が使われがち)、ラーメン系(麺に卵が)、エスニック系(ナッツが多用される)はまず除外されます。(わざわざ京都旅行でエスニックは食べないかもですが)
小麦は食べられるのでうどん店ならいけそうと思われがちですが、そばも出しているうどん店だとそば・うどんを同じ湯でゆでることが多いので不可。精進料理やヴィーガンカフェもナッツ類の使用が多いのでダメ。
消去法でもって純然たる和食でアレルゲン不使用のメニューがあるところを探します。
できれば大豆製品か、魚や肉をシンプルに焼くか煮つけるかしただけの食事が安心です。
おやつは当然洋菓子不可、食べられるのはせんべい、ゼリー、ようかんあたり。

こんな条件でHPやメニュー写真を見ながら候補をしぼり
「○○というメニューにはアレルゲンは含まれていますか?」と、一軒ずつ問い合わせ。
この作業を一ヶ月くらいかけて地道に進め、やっとプランができあがり、いざ京都へ行ってきました。


一日目は新幹線でおにぎりを食べさせて昼食をすませることに。
おにぎりだと鮭、昆布、梅あたりが食べられるので、普段出かける時は大抵おにぎりを買うか持参するかすることにしています。
京都についたその足で二条城へ。大政奉還の絵でみたあの場所が見たいということで。

c0303307_20274377.jpg

本当はそのまま金閣寺へ行き、息子がみたがっていた御土居や秀吉の墓も…と思っていたけど
この日の京都は40℃近い酷暑。
アレルギーの誤食も危険だけど、熱中症だって危険だ。
外を歩かせるのは危ないと判断し、行先変更。
室内で鑑賞できる京都国立博物館と三十三間堂へ。
三十三間堂の千体千手観音立像に圧倒されたらしく息子は一気に仏様の世界に興味を持ったようでした。

c0303307_20281003.jpg

c0303307_20282249.jpg

この日はこのくらいで宿へ。
宿ではアレルゲン不使用の食事を用意してもらえ、安心してくつろぐことができました。
今回の食事は撮ってないのですが、写真は以前ほかの温泉旅館で昼食に作っていただいた除去食。
片栗粉であげた天ぷら、揚げだし豆腐、野菜の煮物、牛肉の味噌漬けなどを使った「卵乳そばナッツ不使用膳」です。
こんな感じで除去食膳を作ってもらいます。

c0303307_21233994.jpg

たくさんのお客さんがいるなかで通常メニューとは別に
一人のために別メニューを用意していただくのはとても大変だと思う。
だからアレルギー対応できる宿は限られるのですが
対応していただけて本当に助かります。ありがとうございます。
(繁忙期などはアレルギー対応が難しい場合もあると聞いていますので宿のお名前は伏せておきます)


翌日は暑さをさけて大原へ。
洛中よりもずっと標高の高い大原は気温も5℃ほど低いそうで
暑いことは暑いけれど、観光できないほどではありません。
静かな寺院が点在していてとてもいいところ。
緑に癒され、散策します。

c0303307_20295558.jpg

大原三千院は苔むす庭が目にも涼やか。
子ども向けには「三千院の仏様めぐり」というスタンプラリーがあり、息子も楽しそう。

さて、大原での昼食は大豆製品の湯葉ならいいのでは?と三千院門前の「京美茶屋」へ。
HPで写真を見た感じ「大原女セット」なら食べられそうだったので
事前に問い合わせしたところ、このセットなら卵・乳製品不使用ということ(ごまは使われていますが、ウチはごまはOK)。
冷奴、汲み上げ湯葉、きのこごはんを食べさせました。

c0303307_20301704.jpg

c0303307_20303189.jpg

次は宝泉院。
昔「そうだ京都行こう」のCMのロケ地にもなったという額縁の庭がとてもよかった。
仏教音楽の声明発祥の地でもあるらしい。

c0303307_20305771.jpg
庭を眺めながら抹茶と和菓子もいただけます。
和菓子は卵乳不使用と教えていただき、ならばと息子と一緒に一服。
歴オタの息子は血天井についての説明にくいついていました。
c0303307_20312049.jpg


c0303307_20314293.jpg
最初は縁側の部分に座ろうとしたんですが「血天井の下でお茶を飲むと言うのもね…」と住職さんに聞いて
あわてて部屋の奥の方へ。
血天井とは、徳川忠臣が自刃した床板を供養のために天井に使ったものだとか。
まさにこの頭上がそれ。しみのような血のあとが頭上に……。こ、怖いよう。

さて、大原でゆったりと充実した時間を過ごせて満足。洛中に戻ります。
最後にせっかくだから京都らしい風情が味わえるところでゆっくりお茶したい。
さあ、どうしよう。
息子が食べられるおやつは「せんべい、ようかん、あんこを使った生菓子、ゼリー」あたり。
そうだ、ようかんなら虎屋があるじゃないかということで「虎屋菓寮京都一条店」へ。

お店でアレルゲンについて聞いてみたところ
ようかんはもちろんOK、今の時期だとかき氷も卵・乳不使用ということ。
晴れて、庭園を眺めながらのんびりお茶を。ようかんと抹茶の組み合わせ落ち着く。
息子は限定の「青柚子氷」を。これがかなりおいしかったらしく「今まで食べた中で一番おいしいかも」とご満悦。

最後に新幹線で食べるお弁当を調達せねば。
駅で売られているお弁当に卵不使用のものはおそらくないだろうと思われたので
事前に京都駅直結の伊勢丹の老舗弁当ページをチェック。
HPをざっと見たところはつだの和牛弁当なら食べられそう。
というか数十種類お弁当があっても食べられるものは一種類あるかないかなんですよ。
そこで伊勢丹に問い合わせてみたところ、成分表示ラベルを読み上げてくれ、卵乳不使用だったので予約しておきました。
新幹線に乗り込む前に受け取って、車内で食べることに。
c0303307_20373361.jpg
ごはんの上に炒めたキャベツ、その上にお肉がしきつめられたお弁当。
うん、材料もシンプルなので、これなら安心だ。
小2ともなると量もかなり食べるので息子はペロリとたいらげ、そして寝てしまいました。

こうしてアレルギー児を連れた京都旅行は無事終わりました。
アレルギーがあると、行きあたりばったりで探しても食べられるものがないことのほうが多いので
旅行は事前の情報収集や予約が不可欠。
だから事前準備は大変ですが、ゆっくりと美しいものを見ることができて母も満足。
またアレっ子と旅に出たいと思えたよい旅でした。

子どもが小さい頃はできないこと行けないところが多く、動けないジレンマにうぉーっとなることばかりでした。
ましてやアレルギーがあると行動が制限されることばかりで閉塞感すら感じてきました。
でも、小学生ともなると一緒にいろんなことが楽しめる。
しっかり準備すれば旅にもまた出られそう。
寺社も城も博物館も好きな息子に育ってくれ、仏像にも興味を持ってくれそうなので、いい感じに楽しくなってきました。


[PR]
# by lyrica-sha | 2018-07-28 14:21 | 日記

川口市メディアセブンでトークショー開催

去る1月18日に埼玉県川口市の生涯学習施設メディアセブンでトークショーを行いました。

【トークイベント】 吉野りり花『お守りを食べ、縁起を味わう「まじない食」』

ああ、もう3ヶ月前なんですね。時の流れが早い。早すぎる。
(そして更新が遅すぎますね。ごめんなさい)

さて、今回のイベントでは各地のまじない食だけでなく、川口ゆかりのまじない食について、まじない食の原点である神饌についてもお話ししました。
メディアセブン様より写真をいただいたのでアップします。
c0303307_22520429.jpg

川口は映画「キューポラのある街」の舞台になった鋳物の街。
実は鋳物といなり寿司には深い関係があるというお話もしました。
また今回のイベントではまじない食を食べていただくことができないため、代わりに縁起物をいろいろと見てもらいました。
c0303307_22531756.jpg


c0303307_22535747.jpg


我が家にあった縁起物をいくつか持参。
右上から王子凧市の「火防の凧」、真ん中が浅草寺歳の市の「小判」、左上は同じく歳の市の「有掛干支」。
下のものは鳳神社酉の市の「金運かっこめ」です。

今回のイベントで企画・司会を担当くださったメディアセブンの山口さん、良い機会をありがとうございました。

メディアセブンは川口市中央図書館と同じビルにあるのですが、今回のトークショーと連動して、図書館で私のおすすめ本も展示していただきました。本好きなので、こういう仕事は本当に楽しいです。もっとやりたい!
というわけでまじない食に関連する推薦本として10冊選んだラインナップがこちら。

c0303307_09350126.jpg


・京極夏彦×柳田國男『遠野物語remix』
~京極夏彦氏の現代語訳と新釈で遠野物語の世界をいきいきとイメージできる本。原文よりも抵抗なく読めるかと思います。『日本まじない食図鑑』で紹介した遠野の小正月やオシラサマ、遠野郷八幡宮様ゆかりのゴンゲサマの話も出てきます。


・溝口政子+中山圭子『福を招くお守り菓子』
~全国各地の縁起菓子をたくさんの写真とともに紹介する本。


・南里空海『神饌』
~神社の特殊神饌に関する本。元々『家庭画報』に連載されていたもので、写真がとても美しいです。


・畑中章宏『21世紀の民俗学』
~現代のさまざまな社会現象を民俗学的なテーマと結びつけて読み解く現在進行形の民俗学本です。お雑煮についての章もあります。


・新谷尚紀『日本の「行事」と食のしきたり』
~年中行事にまつわる食のしきたりを紹介する本。実は大学時代新谷先生の講義を受けていました。葬送儀礼に関する講義で毎週とても楽しみだったんです。懐かしい。


・新谷尚紀『なるほど!民俗学』
~同じく新谷先生による、雑学本のように身の回りの素朴な疑問から民俗学のテーマを解説する本。


・三浦竜『日本人の祭りと呪い』
~祭りとまじないについての本。祭りそのものがまじないでいっぱいということが分かります。


・桜井徳太郎『祭りと信仰~民俗学への招待』
~各地の信仰や風習をたずねる民俗採訪記。正月行事についての章もあります。古い本ですが各地をたずねる様子が生き生きと書かれていて好きな本です。


・写真/阿部了 文/阿部直美『おべんとうの時間』
~いろんな職業の方のお弁当を描くコラム。ANA機内誌の『翼の王国』に連載されていたものです。食を通して人を描くというテーマが面白くて、自分も書くときに参考にさせてもらっています。


・澁川祐子『ニッポン定番メニュー事始』(文庫版は『オムライスの秘密 メロンパンの謎~人気メニュー誕生ものがたり』)
~普段食べなれている食のルーツをたどる食文化本です。


以上、著者名敬称略で失礼します。


民俗学への入口になる本、民俗学の視点を現代までぐんと広げてくれる本、食文化の面白さを教えてくれる本を選びました。

5月にはNHK文化センター千葉教室でも講座を行いますので、ご興味のある方ぜひご参加ください。








[PR]
# by lyrica-sha | 2018-04-12 23:16 | お仕事のお知らせ・掲載情報

NHK文化センターで講師をします。

講座のお知らせです。
5月26日(土)にNHK文化センター千葉教室で1日講座を開催します。

<講座内容紹介>
伝統行事や神事仏事のなかで願いを込めて食べる縁起食「まじない食」。
そのなりたちを知ると、土地の歴史や文化、人々の心が見えてきます。

本講座では日本全国の民俗行事を取材し『日本まじない食図鑑~お守りを食べ、縁起を味わう』(青弓社刊)を上梓した著者が、実際にたずねた各地の行事をたくさんの写真やエピソードとともに紹介。まじない食のルーツや、背景にある食文化についてもお話しします。きゅうりで病封じを願う「きゅうり封じ」、ユネスコ無形文化遺産に登録された「奥能登のあえのこと」などユニークな風習や、『茂名の里芋祭り』など千葉県の民俗行事とまじない食についてもご紹介します。「食の民俗学」に触れてみませんか?


講座ではたくさんの写真とともに私が実際に訪れた各地の民俗行事をご紹介します。
『日本まじない食図鑑』(青弓社)に紹介したもの以外にも、千葉県館山市の「茂名の里芋祭り」など千葉県内の民俗行事や、現在取材中の各地の神饌についてもお話しする予定です。

お近くの方、興味のある方はぜひご参加ください!






[PR]
# by lyrica-sha | 2018-04-12 22:37 | 食べるお守り「まじない食」

『食の力で福を呼ぶ~まじない食を食べる会』

10月7日(土)、私が参加している母校の校友会「料飲稲門会」で

『食の力で福を呼ぶ~まじない食を食べる会』というイベントを開催しました。

全国各地のまじない食を紹介し、秋冬のまじない食を再現して、皆で味わう会です。


今回の目玉であるまじない食の再現料理は、

女性フードスタイリストさんおふたりのユニットである

FOOD unit GOCHISO」さんに協力いただいて、

秋冬のまじない食を再現し、お弁当にして、皆さんに食べていただきました。

見てください、本邦初、まじない食弁当です。

c0303307_16382493.jpg

クラフト色のお弁当容器なのに、こんなにも季節感を演出できるなんて、FOOD unit GOCHISOさんの感性にただただ感動!

繊細でとってもおいしいお料理でした。


お品書きは
・鯛の昆布締めの手まり寿司(安産祈願の鯛)
・ひじきの手まりおむすび(安産祈願の鯛)
・豆腐田楽(嘘を帳消しにするうそつき豆腐)
・大根の京風炊き合わせ(無病息災の大根焚き)
・かぼちゃの煮物(無病息災のかぼちゃ接待)
・白玉団子の小豆団子風(豊作祈願の小豆団子)
・青菜と菊のおひたし(長寿を願う重陽の節句の菊)


鯛は手まり寿司で。菊をちらして華やかに。

c0303307_16395610.jpg


お酒は重陽の節句にちなんだ菊酒を。

秋らしく福岡の「庭のうぐいす ひやおろし」に、菊花をちらしていただきます。


c0303307_16403627.jpg

c0303307_16405841.jpg



ちなみにこれが重陽の節句の「菊の被綿」。

c0303307_17051436.jpg

菊に真綿をかぶせ、夜露をしみこませて、その綿で朝顔や体を拭き、長寿や健康を願うという風習です。

今ではほとんど行われていませんが、杉並の大宮八幡宮で再現されています。

今年行って撮ってきました。


どぶろく祭りにちなんで、どぶろくも。

岩手・遠野の「とおの どぶろくスタンダード」。

c0303307_16422871.jpg
c0303307_16425769.jpg

すっきりエレガントなどぶろくで、作り手さんから米から手作りしていらっしゃるそう。

大好きな遠野のお酒なので、私もとっても嬉しく味わいました。

炭酸ソーダで割ってもおいしいということで、試してみました。

c0303307_16434882.jpg



小豆団子は白玉の小豆団子風で。

c0303307_16452307.jpg


書籍『日本まじない食図鑑~お守りを食べ、縁起を味わう』(青弓社刊)の本を出してから、

セミナーなどの講師としお話しさせていただく機会が増えたのですが、

写真や話で説明するだけでは、味が想像できずにもったいないなと思っていました。

やっぱり食べ物って食べてみないとピンとこないですよね。「百聞は一食に如かず」です。

もちろん、現地を訪れて土地の方々と交流し、行事に参加して、本物を味わうのが一番なのですが、

再現料理でも、味わって風習を身近に感じてもらい、知っていただくこともすごく大事かなーと。

今回は自宅で作っていただけるようレシピも少し用意しました。


そのほか、体験プログラムとして「味噌の食べくらべ」も行いました。

ここのところ味噌の原稿をいくつか書いていて、いろんな味噌を食べ比べていたため、

味噌は食の地域性を体感いただくにはもってこいの食材だなーと思いまして。

各地の米味噌、豆味噌、麦味噌を用意して食べ比べをしてもらいました。


その後、郷土食のテーマトークを。

ふるさとの食べ物、行事食について参加者でトークセッションしました。


こういったイベント企画ははじめてで至らない点も多かったかと思いますが、

伝統食の奥深さ、食文化の面白さ、感じていただけたなら嬉しいです。

食文化の体験イベントや、食文化ツーリズムには今後いろいろと挑戦してみたいなと思いました。

漆器や酒器にも凝ってみたい。

旅と食と文化を組み合わせ、日本を知る、体験型イベント。できたらいいな。


料理写真は参加いただいた
とっておき株式会社の弥富仁さんに撮っていただいたものです。

弥富さんありがとうございます!


素敵な料理を作ってくださった

FOOD unit GOCHISO 」さん、
事務局の齋藤さん、岩﨑さん、
そしてお越しいただいた皆様、ありがとうございました!!




[PR]
# by lyrica-sha | 2017-10-08 17:17 | 食べるお守り「まじない食」

日本の旅ライター・旅エッセイスト吉野りり花のブログです。日本各地の民俗行事や儀礼食・縁起食を取材しています。各地の「食べるお守り」を『まじない食』と名付け取材した著書『日本まじない食図鑑~お守りを食べ、縁起を味わう』青弓社より発売中。ブログは徒然更新、最新情報はtwitterでつぶやいてます。


by 吉野りり花
画像一覧