日本の旅ライター・旅エッセイスト吉野りり花のブログ。日本各地に伝わる「食べるお守り」を『まじない食』と名付け、取材しています。著書『日本まじない食図鑑~お守りを食べ、縁起を味わう』青弓社より発売中。


by lyrica-sha

<   2015年 06月 ( 5 )   > この月の画像一覧

窓辺に

少し前のことですが、やっとお休みがとれたので鎌倉に行ったら。
円覚寺の龍隠庵がギャラリーになっていて、こんな風に窓辺で黄昏る妖精が。
奇子ですか?それとも綾波レイ? と思うような妖艶さ。

いいもの見ました。

c0303307_16484998.jpg

[PR]
by lyrica-sha | 2015-06-23 16:51 | 日記
連載「にっぽん縁起食図鑑」第5回が更新されました。

ついついついてしまった嘘、帳消しにしたいと思ったことはありませんか?
そんな都合のよい?願いをかなえてくれるまじない食が
鳥取県に伝わる「うそつき豆腐」。
一年についた嘘を帳消しにしてくれるというミラクルなまじない食です。

元々は「誓文払い」という商人の習俗がもとになっていて、
「うそつき豆腐」を食べれば
商売のためについた嘘をなかったことにしてくれると信じられてきました。

なかったことにしたかった嘘ってたぶん誰にでもありますよね。
私もあります。
言えなかったも嘘のうち、帳消しにできればよかったのに・・・・・・と。
ああ、胸が痛くなってきた。いやはや。

そんな物思いを抱える方、読んでみてください。

青弓社web連載『にっぽん縁起食図鑑』
第5回 豆腐を食べて1年分の嘘を帳消しに――「八日吹き」のうそつき豆腐(鳥取県鳥取市河原)


c0303307_16213031.jpg

[PR]
by lyrica-sha | 2015-06-23 16:23 | 食べるお守り「まじない食」
今年2月に秋田県に取材に行った縁で、
秋田の特産品をPRする仕事に関わらせていただきました。
それがこちら。

ニッポンセレクト秋田名物商品

このサイト、すごいんです。
というのもこの事業は地方創生に向けた国の交付金事業の予算を原資として秋田県が行っているため、秋田県の特産品(グルメ、おいしいもの、お酒、伝統工芸品)など30パーセント割引でお安く購入できます。

送料はかかりますが、それでも通販サイトから購入するよりずっとお得。これからの季節は、御中元やご贈答品を選ぶ機会も増えるので、秋田県の特産品をお中元にといった使い方もいいかも。

なかでも私のおすすめは「マヨビーンズ」。
これは卵や乳製品を一切使わずに、豆乳を原料に作られたマヨネーズ風ドレッシング。
そう、卵アレルギーのお子さんがいる家庭でもマヨネーズ風の料理がとりいれられる嬉しい食材です。
コレステロール値を気にする方にも。

卵アレルギーでも大丈夫 豆乳で作ったマヨネーズ風ドレッシング マヨビーンズ


こちらは湖畔の杜ビールの地ビール「天涯」。コンテスト受賞歴もある実力派地ビールと、併設レストランの人気メニュー「行者にんにくソーセージ」とセットになっています。
うまい地ビールと相性ばっちりのおつまみがセットだから、すぐに地ビールで乾杯できるすぐれもの。

天涯・行者にんにくソーセージセット



また秋田といえば「がっこ=漬物」。
取材時に「秋田では漬物は全部がっこです」と聞いて、当たり前ながら驚いてしまいましたが、秋田のがっこはどれもおいしい。
メロンがっこは爽やかで夏にぴったり。

味噌屋さんの手作りみそがっこ


秋田ならではの調味料「しょっつる」を高級感あふれるパッケージにしたこちらは贈り物に喜ばれそう。

2013年観光庁主催「世界にも通用する究極のお土産」十選に選定! 秋田しょっつる 十年熟仙  スプレー付 桐箱入


ビートルズファンにはこちらを。
ジョンレノンをしのび名曲imagineにちなんで醸されたお酒「今人」



ほかにも美味なる秋田県名物が100品ほど集まっています。
30パーセント割引は交付金を使い切った時点で終了なので早いもの勝ちです。
この機会に秋田のうまいもの、名産品をお得にお試しください。(←もはや秋田の人)

それにしても何度か取材に通って秋田県大好きになってしまいました。
岩手、宮城、福島、そして秋田、青森、山形。
ここ数年は東北に通うことがほんとに増えたけど、やっぱり私、東北が大好きです。
[PR]
by lyrica-sha | 2015-06-18 14:18 | お仕事のお知らせ・掲載情報
日清医療食品様の会報誌『美し国』誌上にて
日本各地で見つけた寄り道グルメを紹介する新連載が始まりました。

おいしいは毎日の喜びで、
おいしいは家族を思う力でもあり、
生きていく力になりますよね。

この連載も読者の方に「おいしいものを食べたい」という気持ちを
再発見していただけるようなエッセイをめざしています。

第一回目は京都・志津屋の「カルネ」。
今後も気軽に食べられる各地のグルメ、紹介していきます。
[PR]
by lyrica-sha | 2015-06-18 13:45 | お仕事のお知らせ・掲載情報
何度か一緒にお仕事させてもらった写真家の和田剛さんの写真展があると聞き、
5月30日に銀座スワンカフェに出かけてきました。

和田剛写真展「新緑」

この日は写真展とあわせて「ふつうの福島を語ろう」と題したトークショーも。
福島の昔ながらの暮らしを紹介する冊子「板木」編集長の木下真理子さん、
「板木」ライターの小久保よしのさんと3人のお話を聞いてきました。
実は小久保よしのさんとは復興に関わる新聞が縁で昨年末にお知り合いになったばかり。
というわけで再会を楽しみにお邪魔してきました。

和田さんの写真には、芽吹き始めた新緑の中で手をつなぐ人々の姿が。
トークショーでは福島の素敵なところ、県民性、ふるさとの暮らし等、
普通の福島の話を聞いて、みんなで福島のちまきを包みました。
そんな穏やかな時間を過ごしながらも、私はおととしの取材を思い出していました。


「ここは日本で一番特殊なところですよ」
そんな言葉を聞いたのは和田さんも一緒だった福島県南相馬市での取材の席。
「ほかの被災地は、言葉は悪いけれど、これから復興だけを目指せばいい。
でも、ここは終わりがどこかすらまだ見えないところ。
はじまることすらできない」

理解していたはずだけど、それに対してなにか言葉を発する権利など
私は持っていないような気がしてなんと言っていいか分からなかった。
複雑な思いをかみしめて取材先をあとにした。
帰路、車で飯館村を通った。
国道沿いではいまだ終わらない除染作業。
山積みにされた土入りの袋の山。
わかっていたはずの現実が目の前にある。
今から東京に戻ることがとてつもなく後ろめたかった。
駅前に煌々と灯りのともった東京に。

たくさんの悲しさ悔しさ課題を抱えた人たちの前に
取材という名目で訪れる私たちよそものを
現地の人たちは迎えてくれる。
その人たちに何ができるのかいつも自問する。
不用意な質問が心を乱してやいないか気に病みつつ、
取材を終えたら「東京」に帰ることにとてつもない後ろめたさを感じる。
新幹線を下りると東京駅から見える風景にどっと疲れる。
東京的なものへの嫌悪感、現地の人たちへのやましさ。
生活や生き方を変えたいという気持ち。
私はこういうものを全部宙ぶらりんにしたまま数年過ごしてしまいました。

ずっと被災地に通い続けて、手をつなぐ人たちを撮り続けた和田さん。
福島のふつうの暮らしを取材し続けた小久保さん。
二人にもきっと、東京から現地に通った人独特の複雑な思いがあったんだろうな。
そんなことを考えました。

まとまらないけれど、そして、いまだ答えらしきものが見つからないけれど、
大好きになった東北に通っていたいというのが今の思いです。
福島には観光で訪れても素敵なところがいっぱいあるので、
行ったことのない方も訪れてみてほしいです。
写真は春先に取材に行った湯野上温泉の駅舎。
日本で唯一の茅葺き駅舎です。

c0303307_16331145.jpg

[PR]
by lyrica-sha | 2015-06-09 15:37 | 日記